ニュージーランドワイン見つけ隊

気まぐれエッセイ ワインな毎日

なんとなく、エッセイではなくて、ワインに関する何でも情報コーナーになりつつありますが…。

※サイト開設初期のエッセイですが、こちらも、リニューアル後も、残しておくことにしました。10年以上も前に書いたもの。ちょっと恥ずかしい気もしますが、、、懐かしいです。(照)

1. ワイン1本でこんなにも楽しめちゃう、お手軽パーティはいかが?

友達数人と集まって、ワイン1本でワイワイがやがや、こんなに楽しめちゃうワインテイスティングパーティはいかが?

それは、以前、ニュージーランド人の友達と一緒に、日本を含めた海外へ向けて、英語と日本語によるニュージーランドワインの紹介サイトを運営していた頃のことです。ある日、実家がワイナリー、ワインのマーケティングを過去にしていたというニュージーランド人スタッフ達と共に、ワインテイスティングをしました。ワインに詳しいスタッフからアドバイスを受けながらのテイスティング。自己流でしか、ワインテイスティングをしたことのなかった私には、驚きの連続!「ワインって、テイスティングの仕方一つで、こんなにも楽しめるの~~~」と。もう、ほんとに、すごく楽しめるんですよ。あまりにも感動したので、皆さんにも、その方法をご紹介しておきます。

用意するもの:

  • 好みのワイン(又は、興味のあるワイン)
  • 一緒に食べてみたら楽しそうと思う食べ物(持ち寄りにするとより楽しいです。)
  • ワイングラス(出来れば違う種類をいくつか)
ここからが本番です。(白ワインでも、冷たすぎると味が分かり難くなることがあるので、数十分前には、冷蔵庫から出しておいて下さいね。)
  1. ワインをグラスに少しだけ注ぎます。(グラスに半分以下)
  2. グラスを回して、グラスの内側にワインがまんべんなく広がるようにします。そして、「足」と呼ばれる、ワインの内側に垂れてきた線(?)をみます。この「足」の数や長さで、ワインのリッチ度が分かるそうです。(高級という意味ではなく、「コク」とでも言うのでしょうか。)
  3. 香りを嗅ぎます。みんなで、それぞれの印象を交換します。
  4. 少し、口に含みます。上下前歯を閉じた状態で、口の中で、ワインを歯の前後に行き来させます。こうすると、味を舌で感じることが出来ると思います。
  5. その後、舌先に残る味、舌の奥に残る味、喉ごし、胃で感じる味、全体の印象、少し間を置いてからの印象など、お互いの意見を交換します。
  6. 次に、チーズなど、何か食べ物を口にした後、同じようにワインを飲んでみます。そして、味の違いを語り合います。
ワインの温度、空気に触れさせてからの時間、ワイングラスの形や大きさ、一緒に食べるものによって、こんなにも違うの~というくらい、同じワインの味が変わります。私は、話のネタに日本の漬物を持って行ってみました。白ワインに合うと大好評。ワインと一緒に食べるものも、既存の概念に捉われず、闇鍋気分で、パーティの参加者にいろいろと持ってきてもらいましょう。

それ以外に、白ワインの中に、ストロベリーを浮かべて飲んでみるという技もあります。邪道のような気がするフルーツをグラスの中に入れてしまうこの方法、組み合わせさえ間違えなければ、結構、いけますよ。

一般に、ボトルを開けたら直ぐに飲むこと!と言われていますが、「ワインは自由に楽しんでいいのよ。日本酒だって、一気に飲まないんでしょ」と友達に言われ、同じワインを3日掛けて飲んでみたこともありますが、その味の違いに驚きました。そして、初日より、2日目の味が一番好きだった自分に、もっと驚きました。

上記、いろいろ試してみると、ワイン1本で、こ~んなにも楽しめるのねという、手軽なパーティが開けます。全く同じワインを、全く同じ条件で飲んでみても、人によって、意見が正反対だったりするのも興味深いです。是非一度、友達を集めてワインパーティを開いてみて下さい。

ワインに合う意外な食べ物を見つけたという方、是非、ニュージーランドワイン見つけ隊まで知らせて下さいね。

数種類のワインを試す場合は、白ワインのくせの少ないものから、リッチで独特な味わいのあるものへ、それから、赤へと進むと、それぞれの味を知るには良いようです。

次回は、ワインを試したことがない方や苦手な方の為に、ワイン種類を試す順番についてご紹介しますね。

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ニュージーランドワイン見つけ隊
結成:2002年
日本へ一時帰国した際に、ニュージーランドワインが日本のワインショップのオーストラリアの棚で売られていたのを目撃して「こりゃいかん!」と奮起。あれから、もう、にっ、二十年以上!