気まぐれエッセイ ワインな毎日

なんとなく、エッセイではなくて、ワインに関する何でも情報コーナーになりつつありますが…。

※サイト開設初期のエッセイですが、こちらも、リニューアル後も、残しておくことにしました。10年以上も前に書いたもの。ちょっと恥ずかしい気もしますが、、、懐かしいです。(照)

5. 直ぐ飲むべきか、寝かせるべきか?ワインって一体、いつ飲んだらいいの?

なんとなく、ワインを何年も寝かせておくのって、「かっこいいっ!」と思ったことはありませんか?

むか~し昔の大学生の頃、ヨーロッパへ旅行に行って、最後に出国した空港の免税店で、残っていたお金を全て手のひらに乗せて、「これで買える一番美味しいワインを下さい」って、店員のお姉さんに聞いたことがありました。その時、「直ぐに飲むつもりなの?それとも、しばらく置いておきたいの?」と聞かれ、折角だから、記念にしばらく寝かせておけるワインにしようと、しばらく寝かせておく方がいいと答えました。いくらなんでも、15年もそのままにしておくことになるとは、あの時の店員さんも私も、予想してはいなかったと思います。(計画では、人生の春が来た時、記念に空けて飲むんだぁ~と、ベネチアングラスと一緒に大切にしてあったのですが、人生の春はいつまで経っても来ないみたいで…)

でも、気になりますよね。ワインて、普通は、どのくらいで飲むのが良いのかって。

ニュージーランドワインの大手「Montana」が1999に千人を対象に行ったアンケート調査によると、70%の人がワインを買った日と同日、20%の人が2、3日中に飲むと答えたそうで、一年以上寝かせておくという人は、1%にも満たなかったそうです。

少し寝かせておいた方が良いと分かっていても、なかなかそうは出来ないですよね。しかも、ワインを買う時って、パーティやディナーに呼ばれた時とか、直ぐに飲むという目的があって買う事が多いですし。

でも、ワインにとっては、複雑な味わいを引き出してあげる為にも、2、3年寝かしておくことが必要だったりするそうです。ワイナリーや販売店で寝かせておいてもらうと、値段が跳ね上がったりしますから、「出来たての手頃な値段でケースごと買って、自宅で寝かせておいて、半年毎ぐらいに、熟成度の変化を楽しむ為に1本開けては、味わってみる…」な~んて出来たら、最高でしょうね。

でも、どのワインも、出来るだけ長く寝かせればより良い味になるという考えは間違いだそうです。品種によっては、若いうちに飲んだ方が良いワインもあるとか。特にニュージーランドワインは、長く寝かせておくより、早めに飲んだ方が良いワインが多いそうです。(人は、年を重ねれば重ねるほど、人としての味が出ると私は思っていますが、ワインは別なんですね!)

ということで、ワインの本棚のページでご紹介しているニュージーランドワインに関連した本を参考に、ワインを寝かせる期間の目安をまとめてみました。


品種 寝かせる期間(年)
白ワイン
ソーヴィニョン・ブラン(Sauvignon Blanc) Non-wooded 0.5~1.5
Wooded 1~3
ゲベルツトラミネール(Gewurztramier) 2~3
セミヨン (Semillon) 2~4
ピノ・グリ(Pinot Gris) 2~5
シャルドネ(Chardonnay) 3~5
リースリング(Riesling) 3~10
赤ワイン
メルロー(Merlot) 2~5
ピノ・ノアール(Pinot Noir) 2~5
シラー(Syrah) 2~5
カベルネソービニヨン(Cabernet Sauvignon) 3~7以上
カベルネ/メルロー(Cabernet/Merlot) 3~7以上
その他のワイン
ボトル発酵のスパークリングワイン 3~5


寝かせる時のポイント:
  • 常に涼しくて暗いところで保存
  • 6ヶ月ごとぐらいにチェック
  • 長く保存し過ぎない(長過ぎよりは、短めの方が味は良い)